20 松岡 良治 MR-150

松岡 良治 MR-150 (クラシックギター)

 河野20号の出来に驚き、1970年代の日本の手工品の20万円前後を注目していた矢先、ネットオークションで1970年製のこれを発見。思ったより安値で落札できた。

 当時の松岡の最上位機種で入手して材の良さに感心した。ホセ・ルビオモデル。太く甘い音は非常に良かったが、カシューの塗装が分厚く、以前からずっと解決したかった「塗装をすべてはがしたら音は良くなるのか?」と言う疑問を解決し、その後自分で塗装しなおそうとコツコツとサンドペーパーで塗装をはがし、はがし終えたころに音が気に入った知人から売って欲しいと頼まれ、無塗装で手放した。

 以前からの疑問の答えは「塗装をはがすと、音量はやや大きくなるが、音質の変化はよくわからない。」であった。

 知人はその後専門家に塗装を依頼したらしい。